2024/11/27 18:55
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2010/09/23 11:00
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"Frog and Toad Are Friends" Arnold Lobel HarperCollins 1970 2匹の蛙が繰り広げる、時にコミカルで、時にほのぼのとした物語を5編収録。日本の小学校の教科書にも載っているという話も含まれる。1冊で語数は約2000語。 2匹のやり取りがほのぼのしていて、心温まる。ちょっと気難しいところがあって、人付き合いが苦手なところのあるToadと、優しさ溢れるFrogの組み合わせは、面白い話、良い話のどちらにも活かされる。 5話目の手紙の話では、優しさを見せるFrogだが、4話目の水遊びの話では、つい余計なことを言ってしまって、滑稽な展開を招くことになってしまう。性格が固定的でないところが、人間らしくて(?)魅力的だ。 3話目でToadが作ってあげたジャケットを5話目でToadが着ているなど、挿絵の細かい演出はお見事。さすが、長いこと発行され続けている絵本だ。 ちなみに、英語は決して簡単ではない。文法・単語ともに、高1終了レベルくらいはないと、太刀打ちできない。それでも、それほど難しくない英語でそれなりの内容が書かれたものを読みたいという欲求に応えてくれる、素晴らしい本であることは間違いない。 PR |
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