2024/11/29 04:39
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2009/10/10 17:33
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爆笑問題のニッポンの教養 我働く ゆえに幸あり? 爆笑問題+本田由紀 講談社 2008年 テレビ番組で行った討論を収録したもの。 内容は、若者の貧困問題や、それに対する政府・社会の役割など。 この本で本田先生と太田さんが語る内容は、まさに現在社会についての議論の縮図であるように思う。若者の低賃金の実態、ニートの問題についての指摘があると、すかさず、そこまで問題ないだろうという論が出てくる。 ニートは本人の努力不足によるものなのだろうか。この問いに対して、本田先生は、ニートの発生はこれまでの日本社会の仕組みが成り立たなくなった時点で必然的に生じる現象であると言う。では、この責任はどこにあるのか?若者を「被害者」と言いきってしまうことに、問題はないのか。 このような問題は、非常にセンシティブである。また、日本の中で意見が大きく分断されている問題でもある。 結局、どのような環境が、社会にとって望ましいのか。社会の問題だけでなく、自分の意識をどう持つべきかについても考えさせられる1冊。 番組の放送記録もご覧ください。 PR |
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