忍者ブログ
# [PR]
2025/03/10 15:27
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


CATEGORY [ ]
pagetop
# 『舟を編む』
2015/03/31 11:50
舟を編む 三浦しをん 光文社文庫 2015年



出版社、玄武書房の冴えない営業部員である馬締光也は、言葉への鋭いセンスと辞書作りに必要な資質を買われ、辞書編集部に引き抜かれ、新しい辞書『大渡海』の編集を任される。ここから、15年にもわたる彼と編集部の面々の航海が始まる。

言わずと知れた本屋大賞受賞作で、映画化もされた。なかなか普通の人には知ることのできない辞書編纂の現場を舞台に、そこに関わる人々の個人個人の思いや情熱を描いた人間ドラマである。

この物語には、3人の主人公がいる。まず、物語の中心となる真面目で辞書編集者としての才能に溢れた馬締、チャラ男で仕事はそつなくこなせるが、熱中するのものが見つけられない西岡、そして華の女性ファッション誌編集から一転して辞書編集部に異動されてきた若手女性社員の岸辺である。その3人は、いずれもそれぞれのやり方で辞書製作にやりがいを見出し、自分の居場所や生きる道(多くは恋愛絡みだが)を見つけていくのだった。まったく異なった性格と経歴の3人なのだが、辞書編集部に配属されたのをきっかけにして、辞書作りに惹かれていく姿に、人生の面白さを感じる。

辞書編纂に関する描写も、それをよく知らない人間から見るととても新鮮である。語釈や掲載する語の選択、辞書の紙質など、1冊の辞書が作られる背景にはこんなにも様々なことが時間をかけて検討され、製作者の思いが込められているのだと圧倒される。

辞書は普通、「調べる」ために使うものではあるが、本書をきっかけに辞書を「読む」ということをしてみたくなった。
PR

CATEGORY [ 小説 ] COMMENT [ 0 ]
pagetop
# 『英語が面白くなる 東大のディープな英語』
2015/03/18 21:12
英語が面白くなる 東大のディープな英語 佐藤ヒロシ 中経出版 2013年



東大の英語入試問題は、誰も知らないような単語や文法のマニアックな知識を試すのではなく、基礎的な力がどれだけ使える形で身に付いているかを確認するものである。本書を読むと、そのようなことを痛感せざるを得ない。筆者は長年予備校で東大英語を教えてきた実績があり、設問に対するアプローチが深い。特に、筆者はたった1問の何気なく見える問題であっても、その背景に隠された出題意図を鋭く分析する。東大で過去にどんな問題が出題されたかという歴史的な視点を加味することで、東大が同じテーマを繰り返し出題していることがわかるし、他大学の問題と比較することで、東大が問わんとしていることが見えてくる。

「受験問題はまるでパズルのようで、英語力を試していない悪問だ」と批判する者は少なからずいるが、そんな人にこそ本書を読んでもらい、入試問題の英語が本来持つ面白さを実感してもらいたい。大学入試問題の良問とは、無味乾燥なパズルなどではないことがよくわかるはずだ。

CATEGORY [ 英語 ] COMMENT [ 0 ]
pagetop
# 『図ですぐわかる!日本100大企業の系譜』
2015/03/01 15:10
図ですぐわかる!日本100大企業の系譜 菊地浩之 メディアファクトリー新書 2013年




よく、歴史とは過去を通して現在を知るために必要なものだと言われる。本書はまさにそのような考えを体現している。筆者の「はじめに」でも書かれていることだが、業界の地図や人気ランキング、日々飛び込んでくるニュースは、あくまでも現在を取り上げているにすぎず、時にそれは表面的な現象をまとめただけになってしまいがちだ。

本書は、企業の歴史をたどることを通して、表面上で起こっていることの裏にある背景を知り、現在の企業についてよりよく知ろうという意図によって書かれたものである。思わぬ企業同士の関係も、過去の財閥や政府主導で進めた政策についてわかると、容易に理解できるものである。世の中に対する新たな見方を与えてくれる1冊だ。

CATEGORY [ 社会・経済 ] COMMENT [ 0 ]
pagetop
# 『それをお金で買いますか──市場主義の限界』
2015/01/04 22:38
それをお金で買いますか─市場主義の限界 マイケル・サンデル 鬼澤忍訳 ハヤカワ文庫2014年



お金を払うことで行列に割り込める制度は今後浸透していくかもしれない。USJでは早く乗り物に乗りたい人のためにユニバーサルエクスプレスパスという有料のパスポートが販売されている。また、近年スタジアムや球場、野球のチームの命名権が売られている。いつの間にか慣れ親しんだスタジアムの名前が変わっていて驚き、どこか寂しい気持ちになった人もいるかもしてれない。再出発の横浜ベイスターズは、辛うじて「ベイスターズ」の名を残したが、報道機関に載る通称名としては「DeNA」となってしまった感がある。このように、様々なものが商品化し、経済という枠組みの中に入れられているのが昨今である。

別に、自由主義経済的な論理からすれば、これらの事象は歓迎こそされ、批判はされない。エクスプレスパスは時間という希少価値のあるものに対価を払う行為と考えれば、誰も損をする人はいない。命名権の売買によって地域のスタジアムが維持され、野球チームが生き残りの道を示されるならば、スポンサーにとってもスポーツファンにとっても、これほど良いことはない。

しかし、本当にそれは妥当なことなのだろうか。例えば、それほど裕福でない人はUSJで長い列に並ぶ以外の選択肢は考えにくい。富の多寡によって、選択肢に差が出てしまうのは公正と言えるだろうか。また、スタジアムの命名権を競売にかけることに何の問題を感じないという人でも、もしも駅や公園、学校の命名権が競売にかけられたら、どう感じるだろうか。どこか納得のいかない思いに駆られるのではないだろうか。

本書は、後者の問題、すなわちどこか納得のいかない思いを「腐敗」、価値を卑しめ、侮辱する行為から由来するものとして扱い、道徳的な観点からの考察を試みる書である。日本以上に商業主義の進んだアメリカでは、現在の日本では売買の禁止されているものや、そもそも売買しようなんて思いもつかないようなことまでもが市場を通じて売買されている。安価でクラシック音楽を楽しんでもらうための音楽会のチケットが高値で売買されたり、子どもの命名権を競売に出したりといったことが世間で大きく問題になるくらいの国である。それ以外にも豊富な事例を知っていくうちに、経済的な思考だけでは解決できない問題があることが身に沁みてわかる。

もちろん、日米双方に当てはまるような事例は枚挙に暇がなく、同じように収拾がつかなくなりつつある問題はあるように思う。だが、まだ現時点ではアメリカほど商業主義が隅々までは浸透していない日本であるからこそ、考える余地はたくさん残されているように思う。戻ってこられないところまで行ってしまう前に、経済現象について道徳という観点から検討する機会が設けられるべきであろう。

CATEGORY [ 社会・経済 ] COMMENT [ 0 ]
pagetop
# 『病む女はなぜ村上春樹を読むか』
2014/12/31 06:02
病む女はなぜ村上春樹を読むか 小谷野敦 ベスト新書 2014年



村上春樹をめぐっては、狂信的なファンがいる一方、到底受け入れられないという人もいて、両者の間に深い溝があるように思う。本書は、ファンにとっては嫌な、アンチにとっては軽快な村上春樹論である。

実際のところタイトルの答えとなるような話はあまりないような気がする。主に展開されるのは純文学と通俗小説の違いについての論考である。その他、精神を病むということのファッション化、村上春樹作品の俗物性などのテーマが語られる。それでも、村上春樹作品に対して何らかの違和感を覚える人にとっては、その違和感の正体を知る手がかりは得られるのではないだろうか。特に、村上春樹を特別視するような見方をことごとく打ち砕いていく展開は面白い。

主人公の男達は女性にもて、女性は都合よく主人公と寝るといったことは、フェミニズムの視点からよく語られる批判である。本書はさらに一歩踏み込み、村上春樹をこよなく愛する女性の精神性について語ったのが興味深いところ。

CATEGORY [ 哲学・文学・文化 ] COMMENT [ 0 ]
pagetop
# 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。⑩』
2014/12/06 18:26
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。⑩ 渡航 小学館ガガガ文庫 2014年



生徒会主催のクリスマスイベントも終わり、それを機に関係に変化が生じた奉仕部の面々だった。年末は大きな事件もなく過ごしたところでの年明け、学校中では新たな噂が広まっていた。葉山隼人と雪ノ下雪乃が付き合っているという噂だ。それをきっかけに、クラス内の雰囲気がピリピリする中、奉仕部に依頼が舞い込んでくる。依頼主は女子のスクールカーストのトップに君臨する三浦であった。同じクラスの葉山の進路が知りたいという内容であったが、その真意とは…

いよいよ物語も終盤に向かうと宣言されている本作だが、作者によると10巻がちょうど終わりの始まりと言える位置づけであるという。今回の内容は、葉山や三浦といったトップカーストに位置する人間の願いや気持ちに迫るといったところ。葉山といえば、表向きの印象はイケメンにして頭脳明晰、それでいて周りへの気配りもできる学校中の人気者である超人で、八幡とはまるで真逆の世界に住む人物であるが、その柔和な笑顔の裏には、彼なりの悩みも抱えている。周囲の期待に応えることが自らの使命と考え、行動する葉山が最も嫌い、それでも意識せざるを得ない存在が八幡なのだということが伝わる内容だった。また、八幡と葉山は完全な二項対立で語れるほど真逆の存在ではない。似ているが別の世界に暮らし、周囲から期待される行動が真逆であるがゆえ、絶対に仲良くなれない。そんな運命に晒された2人なのである。

9巻の事件を通して、「本物」を得たいと願い、「偽り」の関係に終止符を打とうとしたのが、八幡、雪ノ下、由比ヶ浜の奉仕部面々だった。それに対して、関係を続けることに意味があると考えるのが、葉山や三浦の選択であるようだ。最後に雪ノ下陽乃が問いかけるように、果たして「本物」とは何であろうか。そのような疑問を抱えつつも、本書の第9章のタイトルが語るように、過去の関係の蓄積と未来への望みをつなぐ線の間にある現在を、人はそれぞれ選択しながら生きていくのだ。

CATEGORY [ ライトノベル ] COMMENT [ 0 ]
pagetop
# 『音楽嗜好症──脳神経科医と音楽に憑かれた人々』
2014/12/02 20:18
音楽嗜好症──脳神経科医と音楽に憑かれた人々 オリヴァー・サックス著 大田直子訳 ハヤカワ文庫 2014年



「音楽嗜好症」とは、英語のmusicophiliaの訳語。ただの音楽好きというよりは、音楽に対して常軌を逸した偏愛ぶりを見せたり、音楽の分野で特異な才能を発揮したりする人々の総称として、本書では用いられている。人は、事故などで脳に損傷を受けることで、演奏や作曲など突如音楽に目覚めることがある。また、認知症やウィリアムズ症候群のように、他の認知的な面が時に日常生活に支障をきたすレベルであるにもかかわらず、音楽に関しては素晴らしい才能を見せる人々もいる。その一方で、頭脳明晰で他の能力に関しても問題のない人が、なぜか音楽だけはまったく理解不能で、音楽を苦手としていることもある。

とかく、音楽は不思議に溢れたものなのだが、その謎に対して脳神経科学の分野で蓄積された知を結集して挑もうというのが、著者のオリヴァー・サックスである。著者は医学者でありながら数多くのエッセイで知られる人物で、本書をはじめ、実際の臨床で出会った患者や、読者からの手紙に基づいた豊富な事例をもとにした読み応えある著書を執筆していることで有名だ。それゆえに、摩訶不思議な音楽の世界に迫るべく、時に様々な仮説を立て、人間と音楽の関係を解き明かそうとする。その思考の過程を楽しむのも、本書ならではの読み方と言えよう。

音楽は、人間の心を豊かにする可能性を秘めたものであろうが、科学的な分析に馴染むのか疑問に思ってしまうほど、捉えどころのない面もある。著者によると、人間や社会について優れた論考を残した哲学者の中には、音楽についてまったく触れていない人物もいるという。それだけ、音楽とは神秘的で、わからない人にはわからないものなのだろうか。音楽を科学で分析しようという試みは、人間の謎に迫る営みなのかもしれない。

巻末の訳者と成毛眞による解説も、本書の素晴らしさや魅力を存分に伝えているので、是非一読されたい。

CATEGORY [ 科学 ] COMMENT [ 0 ]
pagetop
# 『日本人投手黄金時代 メジャーリーグにおける真の評価』
2014/10/30 20:59
日本人投手黄金時代 メジャーリーグにおける真の評価 杉浦大介 ベスト新書 2014年



1990年代中盤に野茂英雄が開拓したメジャーリーグという道に、多くの日本人投手が挑戦し、成功と挫折の道を歩んできた。野茂のデビューから20年近くの時が過ぎ去ろうとしている今、改めて日本人投手がメジャーリーグでどう評価されているのかについて、選手やスカウト、記者などへの取材を基に考察を試みた本。

日本人がメジャー挑戦を試みるのは決して珍しいことではなくなった昨今ではあるが、それでもしっかりとメジャーの歴史に残ったりファンの記憶に残るような活躍をした投手となると、果たしてどのくらいいるのだろうか。また、現地での評価はどのようになっているのか。通の間では何ら不思議はないのかもしれないが、現在のところ野茂と黒田の評価がかなり高いらしい。そこから見えてくるメジャーで成功する秘訣とは、ずばり先発ならローテーションを守り抜き、平均以上の働きを何年にもわたって続けることである。そのために、投球の方法やメジャーの環境への適応を工夫していくことが大切なようである。だから、けがの多いダルビッシュは可能性を秘めていながらもまだ日本人メジャー最高の投手とは言えないらしい。

様々な人々のインタビューが紹介されるが、やはり印象に残ったのは、野茂の評価が非常に高いということである。野茂がメジャーデビューして20年という月日が経過しようとしているが、前例のない大舞台挑戦、2度のノーヒットノーラン達成など、彼の活躍した足跡は未だに多くのメジャーリーグファンの心に残っている。

また、近年よく言われる、日本人投手が若い頃から投げすぎで肩を酷使していないかという指摘に対する考察も興味深い。私自身、勝利を追求するあまりに1人の投手に頼り、短い期間に何百球という投球をさせる文化には幾分疑問を持っている。しかし、筆者の分析やインタビューの結果によると、投げ込みもより無駄のない洗練されたフォームを定着させるのに一役買っているという面もあるそうだ。また、どんなに球数制限をしたところで、現在けがが減っているわけではないらしい。近々日本の良いところも認めていく動きが出てきそうであるという見方には驚きだ。

ワールドシリーズも終わった今、書籍でメジャーリーグに触れるのには絶好の機会であるように思う。一般的にメディアで語られていることだけでなく、少し踏み込んだ話が詰まったものとして、本書をお薦めしたい。

CATEGORY [ スポーツ ] COMMENT [ 0 ]
pagetop
# 『リスクにあなたは騙される』
2014/10/08 23:43
リスクにあなたは騙される ダン・ガードナー ハヤカワ文庫 2014年



人間はリスクを正しく理解せず、非合理的な行動に陥りがちである。これが、本書があらゆる事例と心理学的実験を通して伝えようとしていることである。人間は物事を判断するときに、直感的で素早い「腹」と論理的で時間をかけた「頭」の2つを利用するが、現代社会においては「腹」の判断はしばしば間違う。「腹」による判断は人類の進化の中で身につけてきた大切な機能なのだが、現代社会の発展が速すぎてそれに適応できていないからだ。

そんなわけで、原始的な直観で、それに不釣り合いなほど進化した社会を生き抜くには相当な注意を払わなければならない。現代の先進国でテロに遭う可能性は非常に高いと言えるのか? 食品添加物にどれほどの関心を払うべきなのか? 重大な病気になる可能性はいかほどか? 現代に限らず、人はリスクに遭わずに生きることはできない。しかし、リスク判断に「腹」だけを使う習慣を身につけてしまうと、とんでもないことになる。

本書は、メディアの報道、企業の戦略、政府の予算配分など、現代社会がリスク判断に関して抱える問題を鮮やかに描き出す。きちんとした判断根拠を与えずに恐怖だけを増長する一方のメディアは問題ではあるが、感情に訴えかける話を好む人間の性を考えれば、一方的な批判もできない。きっと、筆者の言うように立ち止まって疑ってみるという姿勢こそが何よりも大切なのであろう。また、筆者は盛んに「じっくりと「頭」で考えればわかるものを…」と述べているが、案外我々は「頭」を使えるだけの正確な情報を持っていないのではないだろうかと思った。筆者は「実はこの可能性はこんなに小さいのに」という言い方を多用するが、その計算は「頭」を働かせるだけの情報なしには不可能だ。そう考えると、メディアは判断の根拠となる数値を示す責任があるし、リスクを捉えるための統計を見極める方法や、統計にアクセスするための方法を知るためのリスク教育というようなものも必要なのではないだろうかと思った。

巻末にある、訳者とサイエンスライターによる解説がまた、素晴らしい。本書の魅力を余すところなく伝えてくれる。

CATEGORY [ 心理 ] COMMENT [ 0 ]
pagetop
# 『なぜこの店で買ってしまうのか ショッピングの科学』
2014/09/03 17:36
なぜこの店で買ってしまうのか ショッピングの科学 パコ・アンダーヒル(著) 鈴木主税・福井昌子(訳) ハヤカワ文庫 2014年



人々の買い物行動を観察し続けて得られたデータを基に、数々のクライアントの店の販売実績を上げてきた著者が、そのノウハウを公開した本。売り場が狭くて他人のお尻がぶつかると買い物の気が失せる、かがまないと取れない商品をお年寄りに売るのは無理な話であるなど、気付きそうで気付かない顧客の行動理論は、そのどれもが面白く、なるほどと思ってしまう。

インターネットを通した通信販売が大きく伸び、いわゆるリアル店舗を圧迫し続けている昨今ではあるが、著者からすればインターネットの影響など大きくないという。実際に見て触って、納得して買うのがショッピングであるとするのが筆者の理論だからだ。もちろん、近年はリアル店舗で実物を拝見した後、ネットでそれよりも安い価格で買うという行動も見られるだけに、店の実情はより厳しいであろう。しかし、本書の至るところに散りばめられた店舗の工夫に関する記述は、店舗を持つ者にとって大いに参考になるであろう。また、ここにリアル店舗が苦境を脱するヒントがあるようにも思う。

流行りの行動経済学とは一味違った、むしろ手法は非常に地味な消費者行動の分析だが、ここまで様々なことがわかるものなのだと感心してしまった。

CATEGORY [ 社会・経済 ] COMMENT [ 0 ]
pagetop
FRONT| HOME |NEXT

忍者ブログ [PR]